子供の国語、数学能力1960年代に劣る
教育費は倍以上に
2月11日付オーストラリアン紙は、10日に発表された豪国立大学社会科学研究所の研究者グループの報告書は、高校生(日本の中2に相当)の国語(英語)と数学の能力を調査した結果、現代の14歳は1960年代の14歳と比べて学力で3か月遅れていることが明らかになったとしている。この40年間で教育にかける生徒一人あたりの経費は2倍以上になっている。研究者グループは、「教師の給料を引き上げてより優れた人材を集める代わりにクラスの規模を小さくし、教材や設備をその小規模クラスに注ぎ込んできたことが間違っていたのかもしれない」としている。連邦政府のジュリア・ギラード教育相は、「国語と数学は優れた教育の基礎。政府の国語数学全国行動計画で問題の解決を図る」と語っている。野党保守連合のトニー・スミス教育担当スポークスマンは、真の教育革命はコンピュータを各学校に配達するだけでは済まないことを示している」と語った。研究者の1人、アンドリュー・リー氏は、「過去40年間の学校予算拡大の使途が間違っていた可能性を示している。注ぎ込んだ金に見合う国語と数学の学力が得られていない」と語った。ギラード教育相は、「なるべく早くから国語と数学を勉強するよう働きかけるべきだ」とも語っている。また、全国行動計画の1つとして、毎年100万近い児童・生徒が参加する全国学力評価プログラムも含まれている。一方、全豪教職員組合は、「教師の報酬を引き上げることでより優れた人材を誘い入れることが重要だ」としている。しかし、アンジェロ・ガブリエラトス会長は、「生徒の成績を引き上げることを考えていない教師に出会ったことがない」と語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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