Sプレート、提案だけで消える公算
高齢者運転者向けシニア・プレート
1月20日付フェアファクス系紙は、NRMAの一部メンバーから提案された、85歳以上のドライバーにSプレートの表示を義務づける案をNRMA理事会が反対し、高齢者への運転免許証交付手続きを検討している陸運局(RTA)への意見書にも記載されなかったとされている。この提案について一般社会に話が広まっているが、年金受給者も、運転時に自動車の前後にSプレートを付けることで、標的にされているような気持ちにさせられるのではないかと批判している。NRMAのアラン・エバンス会長は、「Sプレート案は、NRMA主催のコミュニティ公聴会で出た案だが、我々は支持していないし、今後もすることはない」と述べている。また、州政府のエリック・ローゼンダール道路大臣も、「政府はSプレート案を支持しない」と明言した。RTAは、ディスカッション・ペーパーを公表しているが、中には、85歳以上のドライバーの運転免許証有効区域を自宅から10km以内に限るなどの案もある。また、RTAは、24,000件の意見書を受け付けたが、Sプレート支持反対が伯仲している。高齢者ドライバーは、統計を引用し、高齢者の交通事故率は若者のそれよりも低いことを指摘する一方、高齢者ドライバーが他のドライバーのロード・レージの対象になったり、運転中にいやがらせを受ける可能性を挙げている。また、議会野党のバリー・オファレル党首は、政府がSプレート案に反対したことを評価し、「この案はもともと差別的な案だった。政府は一刻も早く、この問題に決着をつけ、高齢者ドライバーを安心させるべきだ」としている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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