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政治 - 2008年1月31日

ラッド連邦首相、先住民族に謝罪の用意

野党保守連合は足並み揃わず
 かつて、先住民族アボリジニを「絶滅する民族」と考え、一部の子供を白人社会に同化させ、先住民族の存在を消滅させることが適切と考えられていた。10年以上も前に調査委員会が設立され、人権報告書「Bringing Them Home」として日の目を見たが、その中に盛り込まれた、親から引き離された子供たち「盗まれた世代」への謝罪の勧告は、ジョン・ハワード前首相が、「現世代の国民は過去に行われた行為に責任がない」という口実で拒否してきた。労働党は2007年の選挙時にも謝罪を公約しており、今回、ハワード政権と一線を画して謝罪を優先事項として挙げ、2月13日の国会開会で謝罪声明を読み上げる予定。また、国会開会前日には、開会式の一環としてアボリジニ・グループの「歓迎儀式」が行われる予定。ジェニー・マクリン先住民族問題大臣が声明を出し、「謝罪は、過去と訣別し、未来に向かって進むために必要な第一歩。謝罪は首相がオーストラリア政府を代表して行うものであり、現世代の国民の加害者責任を問うものではない」と述べている。大臣は、「盗まれた世代」への謝罪文作成にあたって先住民族グループやリーダーと協議を重ねてきた。「盗まれた世代連合」のクリスティン・キング代表は、「謝罪の日が決まったことに感動している。謝罪文書に『sorry』という言葉が使われることが重要だ。謝罪は、オーストラリアの民族的な傷を癒すために不可欠だ」と語っている。一方、野党保守連合では、マルコム・タンブル議員が謝罪支持を早くから表明しているが、ブレンダン・ネルソン党首は、「謝罪は優先事項ではない」と反対の意向を示し、自由党でも最右翼に位置するトニー・アボット先住民族問題スポークスマンは、「公式謝罪で何が達成できるのか、我々は懐疑的だ」としている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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