市民権「トリビア・テスト」合格率上がる
ただし、市民権申請者数激減
1月29日付フェアファクス系紙によると、2007年10月から実施されている市民権申請時の試験の合格率は以前に報告された数字よりかなり改善され、特に南ア、インド、フィリピン移民は、イギリス、ニュージーランド移民よりも好成績という結果になった。ただし、イラクやスーダンなど人道移民では合格率は低い。同日、連邦政府のクリス・エバンス移民市民権相は、試験のあり方について調査を開始し、4月にまとめる予定。労働党政府は、市民権試験は残すが、民主主義やオーストラリアの中心的な価値観、民主主義、政治制度、司法制度、暴力排除など移民が知っていなければならない事柄に絞り、ジョン・ハワード前首相が自分の好みに合わせて作ったとされている「クリケットのドン・ブラッドマン選手」のようなスポーツ・トリビアは削除するとしている。ただし、200問の質問内容は前政権同様公開しない。移民はオーストラリア永住権を取得し、オーストラリアに居住を初めてから4年経過して後、市民権を申請することができる。合格率が上がったことについては、試験の成功を示すものではなく、合格に自信のない市民権申請資格者が市民権申請をためらい始めたことが挙げられている。エバンス大臣は、市民権申請者が試験施行前には1万人を越えていたが、施行以後は3,000人程度に落ちている。申請者減少についても試験との関係を調査させるとしている。また、試験の英語レベルがネイティブ・スピーカー水準ということも市民権取得試験として妥当かどうかが調査対象になっている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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