キャンベラの北朝鮮大使館閉鎖
資金不足。今後は駐インドネシア大使館が代行
オーストラリアは、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)と国交のある数少ない国の一つだが、2007年11月19日付で北朝鮮大使館から豪政府外務貿易省(DFAT)に、「本国から財政的理由で、キャンベラの駐豪大使館を閉鎖するようにと指令があった」と通達が入った。今後はオーストラリアと北朝鮮の外交はジャカルタの北朝鮮大使館を通じて行われる。また、オーストラリアも平壌に大使館を持っておらず、北京の駐中豪大使館が平壌との連絡と担当している。キャンベラの北朝鮮大使館スポークスマンは、「大使館を2月付で閉鎖する」としている。また、チョン・ジェイ・ホン大使はすでに1月12日に帰国している。スポークスマンは、北朝鮮本国の資金難を、2007年の大洪水が原因としており、「財政は逼迫している。また、オーストラリア在住には非常に金がかかる。しかし、財政問題が解決すれば、キャンベラに再び大使館を開きたい」と語っている。北朝鮮大使館は、キャンベラ南部の富裕地区オマリーの大邸宅に入居しており、地元不動産業者は、キャンベラのビジネスマンが所有するこの邸宅の家賃を週$2,000以上と推定している。2006年にケビン・ラッド現首相が外交問題スポークスマンとして北朝鮮の飢餓問題を視察した後に北朝鮮政権に批判的な論説を書いているが、大使館スポークスマンは、「ラッド政権成立と大使館閉鎖は無関係」としている。一方、スティーブン・スミス外相は、今後も北京とジャカルタの大使館を通じて両国の国交を進めていきたいと語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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