海の羊飼い捕鯨船に「悪臭弾」を投げる
ワトソン船長、グリーンピースと豪政府にも八つ当たり
日本の捕鯨船「第二勇新丸」がオーストラリア政府税関局傭船のオーシャニック・バイキングに海の羊飼いのメンバー2人を引き渡し、オーシャニック・バイキング号が2人の取り調べもせずに直ちに海の羊飼いのスティーブ・アーウィン号に引き渡したことで、捕鯨船団側は、「オーストラリア政府は中立を保たず、海の羊飼いの味方になっている」と批判した。昨年のIWC総会では、海の羊飼いを名指しはしなかったものの、海上で人命を危険に陥れる「海賊行為」の非難決議が通っており、これが、船腹破砕用の鉄枠を溶接した船で捕鯨船に衝突した海の羊飼いを指しているのは明らかであり、オーストラリア代表も決議で賛成票を投じている。引き渡されたメンバーはただちに、「海に突き落とされそうになり、生命の危険を感じた」と発表。鯨類研究所のグレン・インウッド・スポークスマンは、「彼らが釈放後にウソをつくだろうことはこちらも予想していた。船内では個室を与え、鍵もかけなかった。食事も与え、シャワーも使わせ、十分に睡眠を取らせた」と反論している。グリーンピースは、第二勇新丸が捕鯨水域からはるか北方で日新丸と会合した、これで捕鯨船が捕鯨活動から脱落したと発表した。一方、海の羊飼いのポール・ワトソン船長は、捕鯨船団が、「海の羊飼いが腐食性薬品を船に投げた」としている薬品が、バターの腐った悪臭を放つ酪酸の入ったボールだったことを認めた。さらにワトソン船長は、船団の位置を教えなかったグリーンピースと、メンバー引き渡しで意図的に船団から遠ざけたとして豪政府を非難、「今後、クジラが殺されるようなことになれば、グリーンピースと豪政府の責任だ」とした。海の羊飼いの暴力路線に反対するグリーンピースは同団体との協力を拒否している。(訳注:ポール・ワトソン船長は、グリーンピース創設者の1人とされているが、彼の暴力路線に他のメンバーが反対し、同氏を除名している。その後もノルウェーで捕鯨船を沈めて同国警察から国際指名手配を受けたが、逃亡先のオランダ政府が引き渡しを拒否し、ノルウェーには足を踏み入れていない。また、「人類は地球のAIDS。知的な方法で世界の人口を10億に減らせ」と主張したり、「他の環境保護団体の批判など相手にしていない。俺は依頼主のクジラのために戦うのだ」と語るなど異常さが目立っており、グリーンピースの幹部から「あいつはキチガイ」と評される始末で、多くの環境保護団体から批判されている。豪政府が海の羊飼いを友好団体のように扱い、ワトソン船長を英雄扱いすれば、今後豪政府が不利な立場に立つ可能性もある。この訳注は、Wikipedia、Satyamagのウェブサイトを参照)。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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