日本、オーストラリア政府に仲介を依頼
捕鯨船に拘留の反捕鯨活動家
キャッチャー・ボート「第二勇新丸」に乗り込み、同船に拘留されている、海の羊飼いの2人の活動家の返還問題は、捕鯨船団側が返還の条件として、捕鯨船団から10カイリ以内に近づかない、暴力行為を行わない、捕鯨船団の写真、ビデオなどを撮影しないなどを要求しているが、海の羊飼いのポール・ワトソン船長は、これらの要求を拒否しており、互いに相手を「海賊」と呼んで膠着状態にある。日本の鯨類研究所のグレン・インウッド・スポークスマンは、「海の羊飼いが条件を呑まないなら、2人を日本に連行して海賊行為として訴追するしかない」と発表している。しかし、選択肢として、豪政府の仲介を挙げており、豪政府が捕鯨船団を監視するために派遣した税関局傭船オーシャニック・バイキングが2人の活動家を引き取り、同船がスティーブ・アーウィン号に二人を返還するという手順を取るなら2人を返しても良いとして、「(海の羊飼いが、船首に船腹破砕用鉄枠を備えた船で捕鯨船に激突した昨季の事件から)我々がスティーブ・アーウィン号を横付けにして引き渡すことを望まないのは理解してもらえると思う」と説明している。しかし、民間船2隻が捕鯨船団を捕捉したにもかかわらず、豪政府のオーシャニック・バイキング号は捕鯨船団の周辺に見あたらず、政府も同船の所在を発表しない。そのため、連邦野党、環境保護団体などからは「幽霊船」と呼ばれ始めている。1月17日午後になって、スティーブン・スミス外相が、「オーシャニック・バイキング号が仲介するために、両船に連絡を取っている。なるべく速やかに引き渡しをしたいが、荒海での作業は危険が伴う。時間がかかることは承知してもらいたい。双方が豪政府に仲介を依頼する限り、完全に協力するものと期待している」と声明を出した。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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