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国際 - 2008年1月16日

反捕鯨活動家、捕鯨船で拘束される

日本政府は釈放に同意
 1月15日午後5時頃、暴力も辞さないと豪語する反捕鯨団体「海の羊飼い」の「スティーブ・アーウィン」号に乗り込んだ活動家、オーストラリア国籍ベンジャミン・ポッツとイギリス国籍のジャイルズ・レーンの2人が、同船のポール・ワトソン船長の信書を携えて、ゾディアック・ボートから標本採取船「第二勇新丸」に乗り込みんだ後、「人質」にされ、寒風の吹くレーダーマストに3時間にわたって縛り付けられた、証拠写真もあると発表した。一方、捕鯨船団が水産庁に連絡し、海の羊飼いがスクリューにロープを巻き込ませようとしたり、甲板に酸を投げ、2人が無断で乗り込んだため違法行為として2人を拘束したと伝え、鯨類研究所の森本稔理事長は、「2人を縛り付けたという事実はない」と声明した。海の羊飼いは、スクリューを壊そうしたことも、酸を投げたことも否定している。同団体は15日午前11時15分に捕鯨船団を捕捉していた。また、同団体はオーストラリア国内のイギリス高等弁務官事務所と連邦警察に連絡したとしており、連邦警察が調査を始めたが、警察は、「現在のところ、2人が縛り付けられたという証拠を見ていない」としている。16日早朝、スティーブン・スミス豪外相が、「日本政府が2人の釈放に同意した」と発表した。これは東京の豪大使館員が日本政府に連絡して釈放を交渉した結果とされている。また、「私は当初から双方の自重を求めてきた。どうやら自重してもらえなかったようだ。この事件で違法または不法行為があれば弾劾する。しかし、とりあえず2人の安全な引き渡しだけが優先する」としている。一方、ワトソン船長は、「日豪どちらの政府からも2人の釈放を聞いていない。勇新丸がどこにいるのかさえ知らない。我々のレーダーから消えてしまった」と語っている。さらに、「我々は攻撃的ということでよく知られている。我々は非暴力だ。誰も傷つけたことはない。しかし、攻撃的手段を取ることを怖れない」と述べた。昨季、同団体は船腹破壊用鉄枠を溶接した船で捕鯨船に激突している。一方、日本鯨類研究所のグレン・インウッド・スポークスマンは、「2人をロープで縛ったのは事実だが、違法乗船の上甲板を走り回って何をするか分からない2人を制止するのに仕方のない処置だ。その後、船室に入れ、食事やシャワーを与えた後、睡眠を取らせた。逆に、釈放のためにスティーブ・アーウィン号に連絡を送っているが、応答がない。彼らは宣伝のために事態をできるだけ引き延ばそうとしているのではないか」と反論している。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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