病院医療制度改革の長い道のり
連邦、州、準州の保健相会談
1月14日、労働党が2007年11月の連邦選挙で公約として打ち出していた病院医療制度改革の一環として、QLD州ブリスベンで連邦、州、準州の担当大臣の会合が開かれ、まず「緊急な生命の危険はないが、生活に不便な」身体不調の「選択的」手術順番待ちを短縮するため、1億5,000万ドルをかけて病院改革を行う具体策検討へと入った。連邦政府は4年計画で6億ドル計上を予定しており、今回の会合でその第一弾の1億5,000万ドルの分配を話し合う。スワン財務相は、「過去のように、連邦と州が互いに角つき合うのではなく、知恵を出し合うこと。今回、連邦と州が協力して事業に当たることができる。これからはこの体制で進める」と語った。ただし、州政府が2009年中期までに改革計画実施に入らなければ、その州の病院を連邦政府の所管に移す用意があると警告している。会合の成功で気をよくしたニコーラ・ロクソン保健相は、「今後とも政府間の交渉で実を挙げ、協力して実績を挙げていけるなら、強制措置を取る必要もないだろう」と語った。病院制度の荒廃がすでにいくつもの報告書になっているNSW州は4,300万ドル、VIC州は3,420万ドル、QLD州が2,760万ドル、WA州が1,540万ドル、SA州が1,360万ドル、TAS州が810万ドル、ACTとNTの準州がそれぞれ250万ドルと530万ドルとなっている。豪医師会(AMA)は、今回の措置を歓迎しつつも、医療問題解決のためには1億5,000万ドルでは不足としており、また5年ごとに交わされる「全豪ヘルス・ケア協定(AHCA)」が2008年6月30日から次期協定に向けて話し合いに入るため、そこで巨額の注入が必要になるだろうとしている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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