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社会 - 2008年1月13日

豪南極間初の路線飛行

ただし、一般観光飛行の予定なし
 1月11日、操縦士を除いて19人の乗客を乗せたA319エアバスがホバート空港を飛び立ち、3,400kmの飛行の後、南極のケーシー・ステーション観測基地近くに造られた4kmのウィルキンズ滑走路に着陸した。滑走路は厚さ500mの氷の上にあり、飛行機の重量を支えるのに十分。乗客には連邦政府のピーター・ギャレット環境相も加わっていた。オーストラリアの南極観測は、連邦政府環境水資源省豪南極観測部(AAD)が担当しており、同部のマイケル・ストッダート主任科学者は、「これで我が国の南極観測体制が大幅に前進する。これまでオーストラリアから何客までは砕氷船での航海で2週間ほどかかっており、南極観測に参加したくてもそれだけの時間を取れない科学者が多かった。航空路線の確立で短期観測が可能になり、参加する科学者も増え、質量とも向上する」と語り、ギャレット環境相も、「本土と南極の間に永続的な航空路線を確保することは長年の夢だった。この航空路線確立は豪南極観測史上の画期的なできごとだ」と挨拶した。乗客のうち7人は観測基地行きの科学者で、ケーシー・ステーションに3週間滞在し、クジラとペンギンの生態調査を行う。ストッダート博士は、「この航空路線の確立で、諸外国の科学者も参加し、気候変動などの分野で共同研究を行うことができるようになる。南極が地球の大洋の潮流や気候全体に大きな位置を占めていることが明らかになっており、南極で起きている気候変動現象は、地球的な規模で影響を及ぼしている」と語っている。滑走路建設計画は50年前からあったが、3年前に8人のAAD職員が二夏をかけて、レーザー測量装置で氷を均し、エアバスの離着陸が可能な水準の滑走路を準備した。(アメリカは長年、ニュージーランドのクライストチャーチを後方基地として南極との間に貨物機を飛ばしている)。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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