私立カレッジ、大学のHECS、未返済が膨張
公立大学を上回る支給額と未返済率
ジョン・ハワード前政権時代に、連邦と州政府の私学助成金が膨れ上がり、多くのエリート金持ち私立学校が本来の助成基準額を大幅に超える額を受け取っていたことが連邦教育省の調査報告で指摘されていたにもかかわらず、ハワード首相が報告書を握りつぶしていたことをメディアが暴露したが、現労働党政府は子供を私学に送っている親の支持を失うことを怖れ、過剰助成金を削ることはしないと明言した。15日にもフェアファクス系紙が、大学奨学金無利子ローン制度の「高等教育拠出制度(HECS)」が公立大学だけを対象にしていた時期には学生一人あたりのローン額も限られており、返済率も高かったが、ハワード前首相が制度を私立カレッジ、大学の学生にも適用するようになったが、私立校の学生一人あたりのローン額は公立校をはるかに上回っており、しかも卒業後年収4万ドル近くの一定額になるまで返済が猶予されることで事実上利息分が無料支弁ということになる。しかも学生の負債額は手の付けられない状態だとしている。連邦政府が保証している、HECSの貸し出し総額は140億ドルにのぼっている。HECS制度編成者のブルース・チャップマン氏は、私立校出身者の返済猶予率は28%にのぼり、公立校出身者の5%を大きく上回っている。私立校出身者の返済猶予率が異常に高い理由として、宗教系カレッジ、大学卒業者が聖職に就くと、住居、食事などがすべて教会の負担になり、名目収入が低く抑えられるためだとしている。また、私立校の学費はほとんどの場合、公立校をはるかにしのいでおり、ローン額も利息補助額も膨れ上がっている。ただし、労働党政府は、是正措置をするつもりはないとしている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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