カヤックの2人、ニュージーランドに到着
フォスターから3000キロ、61日
シドニー在住のジェームズ・カストリッションさん(25)とジャスティン・ジョーンズさん(24)は、11月13日、NSW州フォスターの町からニュージーランドのオークランド市を目指して特製の2人乗りカヤックで漕ぎ出した。旅程は約2,000km、2008年1月7日頃にオークランドに着くはずだったが、途中で潮流による大きな渦潮に巻き込まれ、抜け出すために一旦西に戻り、南を大きく迂回しなければならなかった。そのため、予定を1,000kmオーバーし、また、到着地もオークランドより同じ北島ながらはるか南、タラナキ山北麓の港町ニュープリマスに変更を余儀なくされた。2一方、11月13日、ニュージーランドを目指して、ニューカッスル北方のフォスターをカヤックで漕ぎ出したジェームズ・カストリッションさんとジャスティン・ジョーンズさんは、12月初め、旅程の中間点まで到達しながら、向かい風の上に、海流がつくる巨大な渦に巻き込まれ、渦潮から抜け出すために一旦西に戻って迂回しなければならなかった。12月30日現在、オークランド西方460kmの地点を東に向けて漕いでいるが、迂回のために1000kmほど余分に漕がなければならなかった。1月13日、2人の漕ぐカヤックが午前中にも到着すると知った市民が大勢ニュープリマス港に詰めかけ、警察が港への道を通行止めにする騒ぎになった。陸からカヤックが見える頃には、沖には出迎えのボート、カヤック、ヨットが待機、マオリの戦いのカヌーも迎えに現れた。正午過ぎ、1万人を超える市民の歓声の中、カヤックはポート・タラナキの湾内ナモツ・ビーチに到着、岸から10mの波打ち際で2人はパドルを止め、地元マオリ・グループの歓迎の儀式ハカを受けた。2人はカヤックを降り、肩を組み合って、岸に上陸。待ち受けていた家族と再会を果たした。2人は、シェルパのテンジンと2人でエベレスト初登頂に成功したエドモンド・ヒラリー氏の出迎えを望んでいたが、ニュージーランド間近になってヒラリー氏の死を知り、ショックを受けると共に、ニュージーランド到着への決意を新たにしたと伝えられている。(タラナキ山は英語名マウント・エグモントの名でも知られており、トム・クルーズの映画「ザ・ラスト・サムライ」の撮影で富士山になった山)。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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