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司法 - 2007年12月29日

デビッド・ヒックス出所

今は社会復帰を目指す
 2001年、アフガニスタンでタリバンと一緒に逮捕されて以来、テロ幇助容疑で刑務所で過ごしてきたデビッド・ヒックス受刑者が、12月29日午前8時過ぎ、アデレードのヤタラ刑務所を出所し、警察官の護衛付きで秘密の場所に移動した。ヒックス元受刑者の弁護士、デビッド・マクラウド氏がヒックス元受刑者の声明文を代読した。声明文は、ガンタナモ湾米軍刑務所の裁判での司法取引の条件として、一定年限、事件関係の発言をしないと定められており、今は詳しいことは言えないとして、「オーストラリア送還を支持してくれたオーストラリアの人々に感謝する。このことを決して忘れないし、決して裏切らない。また公正な裁判を主張した弁護士、政治家、団体に感謝を述べた。今は家族や友人と静かに過ごしたい」としている。ヒックス元受刑者の父テリーさんは、「息子は5年半の拘束期間中一度も公正な裁判を受けたことがないし、起訴内容が正しいと実証されたこともない」と語り、「デビッドはタリバンで訓練を受けたが、今は成熟して過去とは縁を切った。ガンタナモ湾米軍刑務所にいる間にイスラム教も捨てた」と語っている。連邦政府のロバート・マクレランド法務長官は、「出所した限りは、ヒックスも普通の市民として生きる権利がある。メディアも社会も彼をそっとしておいてくれないか」と語ったが、ブレンダン・ネルソン自由党党首は、「ヒックスも新しくやり直す機会を与えられるべきだが、その前に全国民に謝罪すべきだ」と発言した。しかし、アムネスティ・インターナショナルのスポークスウーマンは、「ヒックスは一度も公正な裁判を受けたことがなく、従って起訴内容も一度も検証されていない。ヒックスの司法取引も、初めから有罪が決められている裁判を避けるために有罪を認めただけではないか」とスカイ・ニューズの取材に語った。民主党のナターシャ・ストット・デスポーヤ上院議員は、「出所後の行動を制限する「管理命令」は不必要で正当化できない」とする声明文を出した。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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