盗難銃器による犯罪件数増加
年間約1,500挺、回収は8件に1件
12月24日、豪犯罪学研究所の発表した「2005年度国内度銃器盗難事件」報告書によると、銃器盗難は年間盗難件数634件、盗難銃器数1,445挺にものぼり、そのうち、3分の1では、所有者が銃器保管に十分な防犯措置をしていなかった。平均すれば盗難1件につき、銃器2挺が盗まれていることになるが、ある事件では一度に16挺が盗まれている。盗難銃器の分類では、95%がライフル銃または散弾銃で、拳銃は5%。また、盗難事件の60%は通常の空き巣狙いで銃器以外に現金、工具、宝飾品なども盗んでいる。盗難被害がもっとも多いのはNSW州とQLD州、少ないのはACTとNT。盗難銃器が発見回収されるのは8件に1件のみで、大部分の盗難銃器が犯罪者の手にとどまっていることになる。判明しているだけでも強盗、家庭内暴力、武装強盗など6件の事件で盗難銃器が用いられた。研究所のトニ・マッカイ所長は、「盗難銃器は非合法銃器流通ルートに載せられており、犯罪に使われる可能性は現実問題だ」としている。金庫や安全保管庫から盗まれたのは半数をわずかに超える程度で、タンスや自動車内などから、人目につくところに放置されていたケースさえある。銃器の安全保管義務に違反していたと判断される場合は、銃器所有者が処罰されるため、盗難の通報をした所有者の5人に1人が起訴または懲罰処分を受けている。研究所では、過去2年半で銃器保管にほとんど改善が見られないとしているが、警察では処罰を徹底する構えで、将来的には保管義務違反も減るのではないかと期待している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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