ヒックス・テロ幇助受刑者に管理命令
刑期満了釈放後も行動の制限
アフガニスタンでタリバン勢力と共に拘束され、ガンタナモ湾米軍刑務所に5年間拘留後、テロ幇助で米軍裁判所で司法取引を行い、9か月の懲役刑を受けてアデレードの刑務所で刑期をつとめていたデビッド・ヒックス受刑者は、12月29日に釈放されるが、豪連邦警察(AFP)が、アデレードの連邦地裁に「管理命令」を申請した。ヒックス受刑者と弁護人は、同人がオーストラリア社会の脅威ではなくなったと主張していたが、過去にオサマ・ビンラデンを称賛した手紙などがAFP側の申請証拠として提出されるなどしており、ヒックス受刑者も管理命令に反対しないと陳述、12月21日、連邦地裁が管理命令を発行した。この判断により、週に3回警察署出頭、深夜から午前6時までの門限、AFPの許可なく出国しない、テロ組織メンバーとの連絡禁止、AFPの許可なく電話、インターネット・サーバー、電子メールなどの通信を使用しない、指紋押捺、爆発物、武器、戦闘技能、軍事などの情報閲覧、所持、作成、供与の禁止、武器・爆発物の所持・使用禁止などを条件として釈放後も監視・行動制限が実施される。テロ関連管理命令は2006年にメルボルンのジャック・トーマスに出されて以来2度目。12月24日付シドニー・モーニング・ヘラルドが報じたところによると、ヒックス受刑者は服役中に一度だけ所外に出されたが、長期囚によく見られる、広場恐怖症を示し、独房に戻ったとされる。父親のテリー・ヒックス氏は、「出所後に息子が外の社会に心理的に適用できなくなっているかも知れない」ことを案じている。11月にヤタラ刑務所から連れ出された時は、ガンタナモ湾に連れ戻されるのではないかと恐怖し、心臓発作を起こしたと伝えられている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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