ロナルド・ライヤンは無実の罪で処刑
脱獄仲間の新証言
12月21日付ニューズ・リミテッド系紙は、「最後の死刑囚」ロナルド・ライヤンが無実の罪で処刑されたとする、ライヤンの脱獄仲間ピーター・ジョン・ウォーカーの新証言を掲載した。ウォーカー新証言は、サザン・クロス・ブロードカスティング系ラジオとのインタビューによる。ライヤンとウォーカーは、1965年年末にメルボルンのペントリッジ刑務所を脱獄したが、その際に看守を襲ってライフル銃を奪った。所外で2人を追跡中に、ジョージョ・ホドソン看守が射殺された。逃走中に、ウォーカーが自動車牽引車ドライバーのアーサー・ジェームズ・ヘンダーソンを殺害、その後2人は逮捕され、裁判の後、ライヤンが死刑判決を受けた。当時既にオーストラリア国内では死刑制度廃止の声が高まっており、ライヤン死刑囚にも助命嘆願が寄せられたが、ヘンリー・ボルトVIC州首相が減刑を拒否し、1967年2月3日、ライヤンは絞首刑に処された。ウォーカーは、「俺たちは看守を射っていない。奪った銃はジャムっていたのだから。銃をジャムったのは俺だからよく知っている。死刑になるべきだったのは俺だ。ヘンダーソンを殺したのだから」と語った。また、他の看守がホドソン看守を誤射したことを告白していたはずだとしている。ライヤンと異なり、ウォーカーは1983年に釈放され、現在は配達トラック運転の仕事をしているが、囚人服役後の社会復帰の問題に社会の関心を高めるためにインタビューに応じたと語っている。「前科者は就職先も限られてしまう。しかし、犯罪者の社会復帰を望むなら、その一番難しいところを解決しなければならない」(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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