「遺伝子組み換え作物は周辺作物を汚染する」
グリーンピースの報告書
12月17日、グリーンピースは、カナダのカノーラ栽培の状況を分析した報告書を発表、遺伝子組み換え(GM)カノーラが非GMカノーラを汚染した」と分析している。報告書は、カノーラ生産者でカナダ全国農業組合の副組合長でもあるテリー・ベーム氏の話として、「GMカノーラの栽培が始まって何年かすると、GMカノーラと非GMカノーラの区別ができなくなった。そのため、非GMカノーラを非GMカノーラとして販売することも、またGMカノーラをGMカノーラとして販売することもできなくなり、両産業の崩壊を招いた」と述べている。この報告書の数日前には、カノーラ栽培農家が、GMカノーラ種子の製造元であるモンサント社とバイエル・クロップ・サイエンス社に対して集団訴訟を起こそうとして、6年ごしの裁判の末に敗訴、集団訴訟の身分を裁判所が認めなかった事件が起きている。グリーンピースは、GMカノーラと非GMカノーラを区別することが可能になり、環境への脅威が取り除かれるまで、NSW州とVIC州の政府にGM作物解禁を延期するよう求め、「カナダでのできごとが示すように、GMカノーラと非GMカノーラを区別することも、環境への脅威を取り除くことも現時点で不可能だ。また、州政府は、遺伝子技術汚染で環境や経済の損害が起きた場合に、該当するバイオテク企業の責任を問う『問責法制』を制定することが重要だ」としている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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