シドニー空港、工事で東西滑走路閉鎖
連邦運輸大臣、事情説明なしの空港を叱責
シドニーの南、キングスフォード・スミス国際空港は、南北2本の滑走路と東西1本の滑走路のうち、東西滑走路を2008年4月から安全関連改造工事のため15か月間にわたり閉鎖すると発表した。滑走路再開発工事は6,500万ドルをかけて行われるが、東西滑走路がまかなっていた発着の一部は他の空港が引き受けることになる他、発着に遅れが出ることも考えられ、また各方向に分散していた離着陸の騒音も日に50本が一部地域とりわけシドニー西郊に振り向けられることになる。この地域は労働党の強固な地盤グレインドラー選挙区で、飛行機騒音や空港移転問題で常にもっとも活動的な地域になっている。12月15日のデーリー・テレグラフ紙で、そのグレインドラー選挙区選出のアンソニー・アルバニーズ運輸相が、「シドニー空港会社は、事前に地元住民との話し合いもせず、一方的に工事計画を発表すれば事足れりと考えているのか?」と、民営化してから何かと風当たりの強い空港会社を叱責した。さらに、「ケビン・ラッド首相も私も11月24日の連邦選挙が済んで何日も経ってからやっと空港会社から知らされる始末だ。空港は、工事の理由を住民に説明する責任があるが、空港経営者は完全に責任感が欠落している。また、空港経営者には、プロジェクトについて地域住民との話し合い体制を改善し、工事をできるだけ急ぐように指示してきた」としている。東西滑走路は、国際空港の滑走路端安全区域の基準が更新されたため、新基準に適合した改造工事が行われる予定。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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