元連邦裁判事、被告席に
交通違反罰金を逃れるために偽証した容疑
元連邦裁判事で人権弁護士としても知られているマーカス・アインフェルト氏は、1999年から2006年までに違反取り締まりカメラで計4回、速度違反と信号違反の罰金刑通告を受けたが、全件について、違反当時、車を運転していたのは自分ではないと申し立てて認められ、罰金処分が取り下げられていた。しかし、アインフェルト氏の弁護士を務めていた人物と長年関係を結んでいた売春婦が、弁護士が冷たくなったのを恨んでゴミ箱を漁り、たまたまアインフェルト氏と「口裏を合わせる」会話のメモが見つかったため、警察に届けたところから破綻が始まった。当時、車を運転していたとされる米人女性はそれ以前に交通事故でアメリカで死去していたことが明らかになり、本人がシドニーに居なかったと証言した事件でも、知人がシドニー北部でアインフェルト氏と出会って会話したことや、携帯電話の通話記録も確認された。12月13日、シドニーのダウニング地裁で続けられていた予審で、ヘレン・サイム地裁副所長は、「アインフェルト氏を裁判で有罪宣告するに足りる十分な証拠が挙げられた」と判断し、検察側の起訴状のうち、捜査妨害の14件については却下したが、偽証罪13件と4件の交通違反で、2008年から陪審団のつく本審理に入ると宣告した。有罪判決の場合、最高懲役14年の刑が科せられる可能性があり、被告の弁護士、イアン・バーカー QCは、「略式手続き相当の交通違反に虚偽申立書に署名したことが司法妨害という重罪にあたるとするのは大げさすぎるのではないか」と主張した。また、2006年の1月8日の速度違反については被告が運転していたと証明するのは不可能だと主張した。予審の過程で、アインフェルト氏に有利な偽証をしたとされるアンジェラ・リアティ氏も2008年2月から偽証罪で自ら被告席に立つことになった。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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