NT、早くも速度制限廃止の声
制限実施以後交通事故死者が増加
2007年初め、北部準州政府は豪国内他地域にならって国道の法定速度と罰点制度を採り入れた。スチュアート、アーネム、バークリー、ビクトリアの4本の国道は制限速度が130km/hになったが、以来準州内の交通事故死者はむしろ増加しており、2004年には35人、2006年には44人、それが、制限速度導入後の2007年には57人に跳ね上がった。ただし2006年に発表された報告書では、北部準州の人口あたりの交通事故死亡者は、他州の3倍にのぼり、毎週1人が死亡、9人が負傷しているとされた。そのため、準州政府は、国道の速度無制限という北部準州の伝統に終止符を打った。しかし、カントリー自由党(CLP)のフェイ・ミラー運輸スポークスウーマンは、「速度無制限が交通事故の原因ではないという証拠が揃った。ポール・ヘンダーソン準州政府主席大臣は、前任者の過ちを撤回し、国道の速度制限を廃止しなければならない」と語っている。ミラー議員は、「交通事故死の主因は、飲酒運転とシートベルト不着用であり、速度ではない。速度無制限という準州の伝統を攻撃しても何の改善もなかった。直感だけで準州の独自性をそこまで変更したのは無理な政策決定だった」として、1969年にオーストラリアのほとんどの州、準州で採用された罰点制度も、交通事故死を防止するためには何の役にも立たないことがいずれ証明されるだろう」と語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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