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司法 - 2007年12月24日

イギリスでDNAテストの使用停止

テストの信頼性に疑問
 1998年、北アイルランドのオマーで発生、死者29人、負傷者250人という最悪の被害を出した爆弾事件で唯一の殺人容疑者の裁判で、裁判官が証拠のDNAテスト信頼性を批判し、控訴棄却を言い渡した。この決定を受けて、イギリス警察は顕微鏡レベルのDNAサンプルを分析する、「ロー・コピー・ナンバー」DNAテスト法と呼ばれる、このテストの使用を中止した。イギリス警察が使用中止したこのDNAテスト法は、2001年に北部準州の国道で起きた、死体なき「ピーター・ファルコニオ殺害事件」でも用いられ、ブラッドリー・マードックが有罪判決を受けて服役中である。ブリスベンで開業し、豪市民的自由会議会長も務めるテリー・オゴーマン弁護士が、「このDNAテスト証拠を破棄し、同事件の再審すること」を要求し、「イギリスで同じテスト法に疑義が出され、テストの使用が中止されたのだから、オーストラリアでも同様の措置を取るべきだ。マードック受刑者に対しては、DNAテストなどの証拠の再検査などを含めて法律扶助の特別交付が妥当と考えられる。ファルコニオ事件の捜査方法に問題があれば、再審の是非を控訴院で審理すべきだ」と声明した。また、「イギリスで行われているこのDNAテスト法の点検が済むまで、オーストラリアでもテスト法の使用を停止し、もしテスト法に欠陥があるとされれば、オーストラリア国内で過去現在に、このテスト法での証拠が提出されている裁判全てについて控訴院に送らなければならない」としている。オゴーマン弁護士は、「ファルコニオ殺害事件では、被害者のフィアンセで被害者と一緒に旅行していたジョアン・リーズさんの腕を縛っていたとされるプラスチックのケーブル・タイに付着していた極微量の血液とマードックの衣類に付着していた顕微鏡的微量の血液が問題のDNAテストで同一とされた。過去20年間の誤審の最大の原因は法医学的証拠品の誤用だとされている」と語っている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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