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政治 - 2007年11月29日

VIC州もGM作物解禁に

TAS州とWA州の政府は共同歩調を要求
 11月27日、NSW州に続いてVIC州政府も、2008年2月29日をもって期限切れになる「遺伝子組み換え(GM)作物モラトリアム」を延長しないと発表。事実上カノーラ栽培を解禁した。VIC州では、政府任命のパネルがGMカノーラ商業ベース栽培解禁の経済的影響を調査し、政府に報告書を提出していた。州政府は、この報告書と、連邦のGM食品表示制度で十分と判断した。TAS州もGM作物モラトリアムの調査を急いでおり、2008年6月までには態度を決める。また、WA州の農業団体は、「GM作物栽培禁止でWA州の農家は海外農家に負けていたが、今後は他州の農家にも負けることになる。州政府は解禁検討を」と主張している。しかし、11月27日、WA州のキム・チャンス農業食品大臣とTAS州のデビッド・レウェリン第一次産業水資源大臣は、NSW、VIC、SA各州政府に「商業ベースのGM作物栽培モラトリアム」継続を訴えた。28日になって、VIC州のジョン・ブランビー首相は、「GMカノーラ解禁は連邦の食品表示とは何の関係もない。現在すでに輸入GM食品原料が加工食品製品に混入されており、そのような食品にはGM原料表示の義務づけがされていない」と語り、GM作物を解禁しても「消費者は食品表示を読んだ上でGM食品と非GM食品を選択できる」と言いつつ、「GM原料を含んだ加工食品すべてにGM原料が表示されているわけではない」と、ついホンネを語ってしまった。また、全世界の大豆加工食品の92%は、すでにGM食品。植物油や綿実もGM作物が当たり前の状況としている。「Gene Ethics(遺伝子倫理)」スポークスマンは、「豪国内で販売が許可されているGM食品32種類のうち、GM表示を義務づけられているのはオレイン酸を含んだ大豆のみで、国内市場にGM表示の食品が出回っていない」としている。Gene Ethicsは、現状は消費者や、GM作物を望まない食品業界の選択の権利を奪うものであり、GM作物を含んだ食品すべてにGMの表示を義務化するよう提唱している。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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