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政治 - 2007年11月23日

自由党怪文書の影響広がる

新候補者の夫も配布に加担
 事の発端は、11月20日昼、シドニー西郊ペンリスを中心とし、現在は自由党のジャッキー・ケリー議員が抑えているリンゼー選挙区で、ダーティ・キャンペーンを憂慮する自由党関係者から労働党のデビッド・ブラッドベリー候補事務所に「怪文書配布」の通報が入ったこと。労働党の「探偵」たちがケリー議員自宅近くを張っていると、数人の男が車で乗り付けてしばらく出入りがあった後、別れて複数の地区でパンフレットを郵便受けに入れ始めた。探偵たちがパンフレットの内容を確認し、男たちを問い詰めた。また、写真も撮影した。探偵たちは、男たちの一人をケリー議員の夫ゲイリー・クラーク氏と確認、また別のグループも一人を自由党地方幹部のジェフ・イーガン氏と確認した。パンフレットの内容がイスラム教徒をテロリストと結びつけ、人種的憎悪を煽るものであったが、コメントを求められたケリー議員は、「パンフレットを見た時は笑った。ただのイタズラだ」と答え、パンフレット作成も配布も知らなかったと答えている。事件はそれだけで終わらず、配布グループにカレン・チョジョフ自由党現候補の夫グレッグ・チジョフ氏も加わっていたことが明らかになった。さらには、自由党選挙運動経験者から、「ケリー議員もダーティ・キャンペーンをやったことがある」という証言まで飛び出した。クラーク氏とチジョフ氏は謝罪声明を出したが、怪文書配布を現認されているイーガン氏は、「党が承認しない文書の配布を行ったことはない」と謝罪を拒否しており、イーガン氏の発言が正しければ、問題文書は党の承認を得ていたことになる。また、自由党政治家は、ケリー議員、チジョフ候補の関与を否定しているが、労働党は怪文書と証拠写真などを選挙管理委員会に提出、委員会は調査を始めるとともに連邦警察にも届けており、今後の捜査次第で自由党の傷が深まる可能性もある。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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