引退自由党議員の夫、怪文書配布に関与
労働党宛架空ムスリム団体の「感謝状」
11月20日夜、シドニー西郊セント・メアリーズで不審な文書を住宅の郵便受けに配布していた数人の男グループを見張っていた労働党スタッフがグループの行動を撮影し、文書内容を確認、グループの2人が現役の自由党メンバーであり、1人は今期で引退するジャッキー・ケリー自由党議員の夫であることが明らかになった。自由党NSW州支部長は、「グループは党とは関係なく個人で行動した。党員は即時除名した」と語っている。また、文書が、架空のムスリム団体「イスラム・オーストラリア連合」を名乗り、「労働党がバリ島爆破事件の犯人を擁護していることに感謝する。セント・メアリーズのムスリムは労働党に投票せよ」という内容のものであること、文書を選挙管理委員会に手渡したことも明らかにした。労働党は、事件に関わった党員の一人がNSW州支部幹部のジェフ・イーガン、もう一人がジャッキー・ケリー議員の夫ゲイリー・クラークだったことを発表した。怪文書配布実行者の妻ジャッキー・ケリー議員がABCラジオのインタビューに答え、「この文書は、ABCテレビの風刺番組『チェーサー』風のいたずらだ」と語り、「組合員をまじえた労働党員グループがパンフレットを配布する自由党の選挙ボランティアを尾行し、脅迫している」と反撃した。一方、労働党のアンソニー・アルバニーズ議員は、「この怪文書は、キッチンでちょこっと作れるような物ではない。技術を持った者が専門設備を使って作った物だ」と大がかりな背後関係を示唆している。ジョン・ハワード首相は、「このような怪文書は許せない。自由党機関が直ちに措置するだろう」とABCラジオで語った。ケリー議員は、「夫はまだ党を除名されていない」と報道陣に答えている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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