暴走族車没収、衝突実験で破壊
その上にユーチューブで大公開
オーストラリアでも公道で暴走する未熟なドライバーが跡を絶たないが、2007年8月、シドニー西郊のグレート・ウエスタン・ハイウェイを公道レースで暴走していた2台の車が熟年夫婦の車に激突、夫婦が死亡した事件を受けて、NSW州警察と州政府は、アメリカの一部の州で実施されているように、暴走族の車を現場で没収し、族にとってはオタカラの車を機械で粉砕、鉄屑に変え、所有者の自宅の庭に送り届けるという案を挙げていたが、11月12日、州政府のデビッド・キャンベル警察相が最終的な案を発表した。それによると、没収車を、ダミーを乗せた「衝突実験」で破壊、高速での激突の結果を映像に収め、ユーチューブで公開し、違法な高速運転の恐ろしさを広報することになる。ただし、新法案では、衝突実験に用いられるのは、車の所有者が違法公道レース再犯で検挙された場合に限られるため、破壊される公道レース車は年間10台程度にとどまる。モリス・イエマ州首相は、「彼らの破壊的行為に対して、われわれも破壊で対応する。しかし、われわれは正しい目的で破壊する」と語った。バリー・オファレル野党党首は、「その案は、8月にケン・モロニーNSW州警察長官が語っていた案だ。われわれも政府案を支持する。しかし、州政府は以前にも強硬な措置を約束していたが、何一つ実施されなかった。今回も州政府は強硬策を語るだけで、実行する気があるのかどうかはまだ分からない。ハイウェイ・パトロール警察官を増員しなければどんな強硬策も無意味だ」と批判的だ。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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