テロリスト容疑却下される
「諜報機関連邦警察の行為は犯罪」
11月12日、シドニーで大学生だったイズハル・ウルハク氏に対する「テロリズム関連容疑」を審理していたNSW州最高裁のマイケル・アダムズ裁判官は、「ASIO(国内担当諜報機関)職員の行為は、判例法によって、不法監禁と誘拐という犯罪を構成しており、(犯罪によって得られた)証拠を採用することはできない」と、容疑を棄却した。また、ASIOと連邦警察(AFP)職員が、ウルハク氏の人身を拘束し、同氏の住居に立ち入ったことも弁護の余地のない不法行為として、厳しく批判した。オーストラリア市民の自由会議のテリー・ゴーマン議長は、ABCラジオのインタビューに答え、「裁判官の判断は、ASIOの捜査に重大な問題があることを示している。ASIOは、豪国内におけるテロリズム活動を捜査する権限を与えられているが、その行為は合法的でなければならない。裁判官がこのような批判をしなければならなかったという事実だけでも憂慮すべき事態だ」と語り、さらに、「ASIOの行動に対して異議が挙げられたのはこれが初めてではない」として、ガンタナモ湾米軍刑務所に拘禁され、起訴もなく釈放された豪人マムドウ・ハビブ氏が豪国内でASIOやAFPのいやがらせを受け続けているという訴えに言及した。しかし、「ASIOが国家機密のタテマエで隠そうとしていたことを裁判所が暴露するという権限がまだ機能する事実は希望が持てる。問題があることは明確であり、その問題は政府官庁から独立した機関だけが明確に突き止めることができる」と語った。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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