連邦政府、NSW州かVIC州のGM解禁期待
日本消費者グループ禁止継続を訴える
11月13日、シドニーで開かれたNSWファーム・ライターズ朝食会で保守連合の農業政策を発表したピーター・マクゴーラン農業大臣は、「VIC、NSW、SA州の遺伝子組み換え(GM)技術モラトリアムは2008年4月に期限切れとなるが、VIC州またはNSW州がGM技術を解禁すれば、他の州もこれにならうと信じている」と語り、「TAS州やWA州はだめだ。どちらもGM作物導入にはしつこく反対を続けている。しかし、VIC州かNSW州のどちらかは解禁すると信じている」と語った。また、チャールズ・スタート大学のジム・プラットリー教授がGM技術支持派として演説し、NSW州で5年にわたり、GMカノーラでGM技術の研究を続けたことを語り、「一般的な除草剤グリホサートは非選択性のため、通常のカノーラ栽培ではグリホサートが使えないが、GMカノーラはグリホサートに耐性があるため、雑草だけを取り除くことができる。また除草剤撒布の量も少なくて済む。カノーラの収量も増え、農家にとっては増収になる」と語り、GMカノーラでオーストラリアの農家は年間1億5,000万ドル以上の増収になるとして、「その利益は多く、しかも人、動物、風景への安全性については問題がない。GMカノーラを採用しない理由がない」と語った。緑の党の農業スポークスウーマン、ラチェル・シーワート上院議員は、「GM作物が解禁されれば、非GMへの遺伝子の汚染は避けられない。安全性について完全に解決していない。また、最近、日本の消費者グループが、オーストラリアのGM禁止支持の意思表明をしている。もし、オーストラリアの作物がGM遺伝子で汚染されれば国際的な市場を失うだろうと語った。プラットリー教授の実験は、1999年から2005年にかけて、NSW州ワガワガの3ヘクタールの農地で実施され、Office of the Gene Technology Regulatorが管轄した。グリホサートは、GM技術開発で有名なモンサント社が開発した除草剤で、オーストラリアでは商品名「ラウンドアップ」で販売されている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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