NSW州、遺伝子組換作物解禁か
米・カナダ市場輸出に遅れと
NSW州政府のイアン・マクドナルド第一次産業相は、12月中にも遺伝子組み換え(GM)作物モラトリアムを停止し、州内の農業生産者がGMカノーラを栽培し、海外特にアメリカ・カナダの農業と対等の競争ができるようにすると発表した。VIC州政府も、11月27日をめどに、NSW州政府と同様、GMカノーラ栽培を解禁すると見られている。マクドナルド大臣は、「オーストラリアの農業生産者は、GMカノーラ生産ができないため、アメリカやカナダの市場への輸出で遅れを取ってきた。GMモラトリアム法が作られた当時とはGM作物を取り巻く市場状況が変化した。GMカノーラは、世界のカノーラ取引の70%を占めている。今後、NSW州内の農業生産者は、GMカノーラを栽培するかしないかを自分で決め、消費者もGM作物を買うか買わないかを決めることができるようになる。いずれの場合も、情報を得た上での選択ということになる」と語っている。また、モラトリアムを停止する法案は、農業部門が、GMと非GM食糧作物を区別することができるかどうかを評価する専門家委員会の設立も定める。GMカノーラ栽培の解禁は、元国民党党首のイアン・アームストロング氏を委員長とする3人構成のパネルが総合的な審査を行った後になる。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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