NSW州鉄道公社レールコープ・スキャンダル
現場の人員不足をよそに、中間管理職募集
NSW州鉄道公社レールコープは、ずさんな時刻表運行、老朽化施設、無人化など駅の人員不足、利用者の不満を呼ぶ接客態度の悪さなど、州鉄道の評価は低いが、今度は会計事務職幹部が2002年から2006年にかけて、工事などの請負業者への外注帳簿をごまかし、7百万ドルものレールコープの資金を横領していたことが暴露され、腐敗摘発独立委員会(ICAC)が調査を進めている。捜査を受けているのは、レールコープの「資産管理グループ」と呼ばれる部門の4人と請負業者。その一人外注担当のレネー・ヒューズ氏は、2004年から2006年までコンピュータと外注承認システムを操作し、外部業者を使って$509,000を横領していた。11月21日、証言に立ったジョン・ブラッドベリー氏は、レールコープの会計システムが不備で、担当者が承認を受けないまま外注の金額を変更することができたと語った。もう一人の証人は、請負業者がレールコープ職員に賄賂を申し出たという噂はしばしば流れていたと証言している。社内全体が危機にある10月、州政府がボストン・コンサルティング・グループに依頼し、駅の旅客サービスや定刻運行に関する調査を進めさせていた。レールコープ職員を組合員に抱えるレールトラムバス労働組合は、調査報告書に先立って、レールコープが中間管理職23人の求人募集を始める。鉄道の接客現場で500人のポジションが埋まらないのに、中間管理職ばかりが膨れ上がる体制になっている。そもそも、管理職階層をもう一段増やそうとしながら、ボストン・コンサルティング・グループに1,000万ドルを支払うというのはどういうことか」と批判した。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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