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最新ニュース - 2007年11月16日

バリボ5人殺害はイ軍戦争犯罪

NSW州グリーブ検視法廷が裁定
 11月16日、シドニーのグリーブ検視法廷は、1975年にインドネシア軍が東チモールに侵略した際、バリボに駐在していたオーストラリア系メディアの5人のジャーナリストを故意に殺害したと認められる。インドネシア軍のこの行為は戦争犯罪を構成すると判断した。ドレール・ピンチNSW州副検視官は、「バリボ・ファイブと呼ばれる5人の報道関係者は、インドネシア軍に故意にその所在を追跡標的とされ、1975年10月16日、バリボにおいてインドネシア侵略軍に殺害されたと疑うに足る十分な証拠がある。5人のうち、3人は射殺され、1人は町の広場で襲撃され、また1人は隠れていた浴室から引き出された後、刺殺された。5人のジャーナリストは戦闘に巻き込まれて偶然に殺害されたのではなく、拘束され、自らジャーナリストであることを主張したが、故意に殺害された」と判決文書で述べている。検視法廷は、バリボ・ファイブの1人、イギリス人のブライアン・ピーターズの死因の調査を行い、この日の判断になったもので、ピンチ副検視官の裁定は、30年間にわたってインドネシア軍とオーストラリア政府が唱えてきた「5人はインドネシア軍と東チモール独立運動グループの戦闘で流れ弾に当たって死んだ」という公式見解を全面的に覆すもの。「5人は、インドネシア特別軍、クリストフォルス・ダ・シルバ司令官、ユヌス・ヨスフィア大尉らが、同軍のバリボ侵略が海外に報道されることを防ぐため、これを殺害した。また、殺害命令は同軍最高司令官ベニー・ムルダニ少将からダディング・カルブアジ大佐、チモール侵略特別軍グループ司令官を通じて、ヨスフィア大尉に伝えられた。また、少将は、オーストラリア国内の政治的混乱に乗じて東チモール侵略を実行した」と判断した。ピンチ副検視官は、ジャーナリストの安全を確保する統一行動規範の必要性も勧告した。検視法廷の前でバリボ5人の遺族は、「これでようやく真実が明るみに出された」と語っている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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