VIC州で看護士部分スト
賃上げ要求、州政府との交渉決裂
10月17日早朝から、VIC州の公立病院で看護士が部分ストに突入、病床総数100床が閉鎖され、50ないし60人の選択的手術が取り消された。VIC州政府のダニエル・アンドリューズ保健相は、「このストライキは、Work Choices法令で違法と規定されており、病床閉鎖に加わった看護士の給料を減額する」と語った。看護士は、今後3年間にわたり、年間6%の賃上げを要求しており、政府は年間3.25%の賃上げを提示していた。交渉が決裂したところで、看護士は病院の病床の4分の1を閉鎖すると戦術に出たもの。同日夜、政府は、交渉を豪労使関係委員会に委ね、聴聞が行われた。政府は委員会に中立の審判として団体交渉期間を終了し、21日間の調停期間に入る殊を申請する。VIC州の労働党政府は、「ジョン・ハワード首相の労使問題法に基づいて、政府の医療機関で違法ストが行われた場合、参加看護士の給料を減額することが義務づけられている。もし、看護士を雇っている医療機関が給料減額をしなかった場合、当該医療機関が最高$33,000の罰金を課せられる」と語った。全豪看護士連合(ANF)VIC支部のリサ・フィツパトリック書記長は、ロイヤル小児ガン病院とピーター・マカラム・ガン病院を除いて、州の全公立病院で一部職場放棄が行われたと語っている。また、コミュニティ、精神衛生、高齢者ケアなどの施設でも看護士の職場放棄が行われたが、ガン、苦痛緩和病棟、透析、産科などは職場放棄除外の対象になっている。労働党政府で、労働党が反対しているWork Choices法令に基づいて、公立病院の看護士の労働争議に対して給与減額の申請をしなければならなくなったのは歴史の皮肉というべきか。
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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