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政治 - 2007年10月30日

ポーク・バレリング(利益誘導)の極致

今年の連邦選挙に「ポーコメータ」登場
 英語では、ばらまき政治、利益誘導政治を「pork barreling」という。「豚肉の樽」という意味だが、20世紀初頭にアメリカで使われ出した表現らしい。その当時、アメリカ東部の庶民の食べる肉は塩漬けの豚肉が主だった名残りといえる。それはともかくとして、今年の連邦選挙はばらまき選挙である。各紙が連日ポーク・バレリングを話題にしており、シドニー・モーニング・ヘラルド(SMH)などは「Porkometer」と称するコラムまで設けており、金色のブタがニンマリと笑っている。しかし、与野党のポーク・バレルの総額となると各紙まちまちである。SMHでは与党$40,942,281,000(日本語の位取りでは409,4228,1000ドル)、労働党$41,573,450,000(同415,7345,0000ドル)だが、デーリー・テレグラフでは、逆に与党415億3000万ドル、労働党410億600万ドルとなっている。豚肉の樽の大きさに比べればその誤差は小さいものだが、なぜ違いが出るのか、その理由としては、政治家が往々にして古い公約に新しい看板をつけて宣伝することが挙げられる。分かってみれば、選挙公約とはみなされなくなる。さらには遊説先の地方道整備などというのはその地域の新聞でしか報道されない。ただし、どんなに小さくとも、アデレード動物園の2頭のパンダに500万ドルの予算で最新の檻などというのは目立つから無視できない。デーリー・テレグラフ紙は、さらに「キャンペーン・カーボン・フットプリント」というのを掲載している。この選挙戦でジョン・ハワード首相は7,354km、ケビン・ラッド労働党党首は15,581km旅している。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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