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政治 - 2007年10月29日

選挙区がテレビ・ドラマ的様相に

タンブル環境相の地盤
 元投資銀行家で裕福なマルコム・タンブル氏は2004年の連邦選挙で政界入りし、閣僚の異動で環境相に抜擢され、将来は「連邦首相の器」と目されているが、地盤のウェントワース選挙区は全国でもっとも裕福かつもっとも小さい選挙区の一つとして知られ、シドニー東部の富裕階層地区のボークルーズ、ダブル・ベイ、ダーリング・ポイント、ボンダイ、パディントン、ウラーラなどから、市に近いウルムルーまでを含むようになって、保守的富裕階層だけでなく、裕福なゲイ市民や環境問題に熱心な中流階層や左派市民まで含むようになった。現在は投票数の2.5%が変化するだけで「連邦首相の器」が落選する可能性も出てきた。タンブル氏の対抗馬として、ウエイバリー・カウンシル議員のジョージ・ニューハウス氏が労働党公認候補の名乗りを挙げている。そこにTAS州北部に計画されているガンズ社のパルプ工場建設問題がある。同建設計画は、TAS州労働党政府が支持し、連邦労働党も支持し、連邦政府も支持しており、タンブル環境相が環境認可を出している。環境認可問題が浮上した時から、元ジョン・ハワード首相のアドバイザーで現テルストラ重役のジェフリー・カズンズ氏が工場建設に反対し、タンブル氏を狙い撃つ新聞広告まで打っている。しかし、ニューハウス候補自身は労働党公認の身で、緑の党のプレファレンス票を期待しつつ、パルプ工場建設に反対せず、党方針に従って建設を支持する方向にある。そのニューハウス候補の最近別れた元ガールフレンドのダニエル・エクィヤー氏は元投資銀行家で、背の高いブロンドのシングル・マザーで環境保護運動に転向した人。そのエクィヤー氏がウェントワース選挙区でタンブル氏とニューハウス氏の二人を相手に環境政策で立候補し、2.5%の接戦区の動向がにわかに流動的になってきた。ちょっとしたテレビ・ドラマ的様相である。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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