25today.com
<{include file="/home/25todaycom/html/banner/banner_header.js"}>
オーストラリア発最新ニュース
[ 社会 ] [ コミュニティー ] [ スポーツ ] [ ビジネス ] [ 経済 ] [ 政治 ] [ 国際 ] [ 文化・芸能 ] [ 司法 ] [ そのほか ]
社会 - 2007年10月29日

森林皆伐も気候変動を促進

QLD大学の調査結果
 10月28日、QLD大学の遠隔計測空間情報科学研究室のクライブ・マカルパイン博士のチームは、「オーストラリア大陸の原生林伐採が大陸の干ばつの気温上昇の原因になっている」ことを突き止めた。同チームは、QLD天然資源水資源省(DNRW)主任研究員ジョゼフ・シクタスと共同で研究を行ってきた。博士は、「この研究結果で、温室ガスだけを気候変動の原因にするのは単純にすぎることがはっきりしてきた。気候変動の症状を緩和するためには大陸本来の植生を保護し、回復することが重要だ」と述べている。マカルパイン博士は、「研究には、CSIROの気候モデリング方式を基本とした最新の方式、衛星データ、DNRW資料を用い、150年間にわたる森林皆伐が、大幅に大陸東部の温暖化と乾燥化を招いた来た。2002年から03年にかけて、大陸東部を襲ったエル・ニーニョによる干ばつ時には、森林伐採のため平均摂氏2度ほど気温が上がっていた」としている。また、研究から、原生林皆伐によって夏季平均降水量が、大陸東部では4%から12%低下、過去にもっとも徹底して皆伐が行われたWA州南西部では4%から8%も低下している。また、気温も大陸東部で0.4度から2度、WA州南西部で0.4度から0.8度上昇している。原生植生は気候の変動を緩和するだけでなく、水分を蓄積し、その水分が蒸発して雨になって戻ってくるサイクルを繰り返す。また、低波長の太陽光を吸収するため、気温を下げ、また雨雲の発生を助ける機能がある。「植生面積の変動が地域機構に及ぼす影響のモデル化」と表題された研究報告書は、2007年末にAmerican Geophysical Unionの定期刊行物「Geophysical Research Letters」に掲載される。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
オーストラリア発最新ニュース
社会のニュース
過去の記事
おことわり 広告に関するお問い合わせ サイトに関するお問い合わせ
2006 NICHIGO PRESS ALL RIGHTS RESERVED