京都議定書批准提案、閣議で拒否
議事内容がメディアにリークされる
10月27日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューは、6週間前の閣議で、マルコム・タンブル環境相が京都議定書批准を訴えたが、閣議で一蹴されていた、と報じた。その内容によると、タンブル大臣は、「京都議定書を批准することで政府は称賛を受けることはあっても、何も失う物はない」と主張したが、「今更方針を変えれば、有権者には腰の据わらない政府と映り、信頼を失う」という反論で一蹴されたとしている。ジョン・ハワード首相は、報道の内容を否定も肯定もせず、「今必要なのは、中国も含めて大手温室ガス排出国も排出規制を定める新しい国際協定だ」を繰り返すばかりだった。27日には、タンブル環境相も、「京都議定書を批准すべきだと思うか」という質問にも返答を拒否し、「現段階で京都議定書を批准するのは象徴的行為か、政治的駆け引きだ」と語るだけだった。労働党のケビン・ラッド党首は、「報道されたように、タンブル氏が、京都議定書批准でオーストラリアの経済に悪影響はないと語ったというのが事実であれば、ハワード政権のこれまでの主張を完全に覆すものだ。世界中が京都議定書を通して気候変動を防ぐために行動しようとしているが、ハワード氏は過去に閉じこもったままだ。過去の政治運営は知っていても、環境問題に挑戦することができない」と評した。また、緑の党のボブ・ブラウン党首は、「環境問題に対するジョン・ハワード首相の態度は、伯仲選挙区区ウェントワースのマルコム・タンブル環境相再選を危うくするだろう。タンブル氏は、環境問題でことごとく時代の流れに背を向けるハワード首相の態度にうんざりしているはずだ」と評した。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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