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政治 - 2007年10月24日

タンブル環境相、原発問題で路線修正

「政府は二股かけた」と労働党が批判
 10月22日、連邦政府のマルコム・タンブル環境相は、シドニーで報道陣に対して、原発が電力を供給する未来はオーストラリアでは実現しないかもしれないと語った。タンブル氏は、「クリーン・エネルギー技術の研究が進めば、原子力エネルギーがもっとも安価なエネルギー源ではなくなる可能性があり、そうなればオーストラリアでは実用化されないことになる。たとえ発電エネルギー源として採用されたとしても少なくとも10年から15年先の話だ」と語った。労働党の環境スポークスマン、ピーター・ギャレット上院議員は、「今日、タンブル氏は、自由党政権下で原発が建造されないかもしれないと語った。党首弁論対決でジョン・ハワード連邦首相が原発支持を表明したばかりなのに、突然、タンブル氏は原発ができないかもしれないと主張する。原発論議で一つだけ条件が変わった。今は選挙投票が目前に迫っているということだ」と批判した。ハワード首相は、核物理学者でかつてテルストラを率いたこともあるジギー・スイトコウスキーを指名して原子力エネルギー利用の調査をさせた。その結果、調査委員会は、「増大するベース・ロード電力需要をまかなうため、大陸東海岸に沿って25基の原発を建てる」ことを提唱した。タンブル氏は、「オーストラリアに原発はできないかもしれない」と語っているが、同時に核エネルギーを選択肢として抑えておくべきだとも述べている。また、以前にも「発電は2050年までに温室ガス排出をゼロにするべきだ。この目標を達成するためには、原子力を含めたクリーン・エネルギー源を組み合わせて利用しなければならない」と語っている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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