党首弁論対決はラッドに軍配、選挙には?
過去も同じパターンでハワード政権維持
10月21日夜、連邦議事堂グレート・ホールで開かれたナショナル・プレス・クラブ主催の「ジョン・ハワード自由党党首対ケビン・ラッド労働党党首」の弁論対決は、スカイ・ニューズのデビッド・スピアーズが司会、代表的な政治ジャーナリスト4人が順番に質問し、両党首が答える形式で90分にわたって行われた。対決後、質問者とは別にスカイ・ニューズが招いた4人のジャーナリストとボディ・ランゲージ専門家は満場一致でラッド氏の勝利を宣言した。パネリストのほとんどが、ラッド氏の答弁が簡明でメッセージも伝わりやすかったの比べ、ハワード氏の答弁は時としてネガティブで弁解めいていたとしている。司会のスピアーズ氏は僅差ながらラッド氏に軍配を挙げた。中継放送した民放局のナイン・ネットワークは、シドニー・スタジオに集まった90人の浮動層有権者の反応をテレビ画面にうねうねと伸びる、有名な「ワーム」で表示したが、終了後の「ワーム」の集計でもラッド氏65%、ハワード氏29%の成績だった。ハワード氏は「ワーム」が嫌いで対決前にも反対の意思を示していた。公認賭博のラセッターズ・スポーツブックは党首対決の前に、労働党の配当が$1.70から$1.60に下がり、保守連合が$2.15から$2.30に上がったことを伝えていた。労働党のウエイン・スワン議員は、「ラッド氏は好調だった」と勝利を宣言したが、自由党のアンドリュー・ロブ議員も、「ワームは、ラッド氏のスローガンに反応する観客に反応しただけ。真に弁論を展開したのはハワード首相だけ」と自党の勝利を宣言した。ちなみに、過去にも弁論対決でキム・ビーズリー、マーク・レイサム両労働党党首が勝利しながら、選挙ではハワード党首が政権維持を果たしている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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