エミリー・クヌワリー作品
国立博物館収蔵品、日本で展覧会
10月12日、オーストラリアの先住民族画家エミリー・クヌワレー(Emily Kngwarreye、1910年-1996年。訳者注:日本語表記はウングワレー、クンワレイ、クンワレエ、ングワレエ、イングワレーなど様々)の作品120点の特別展が2008年初めから大阪と東京の美術館で開かれることが発表された。日本に送られるクヌワレー作品の総価値は3,000万ドルを超えるとされており、海外に送られるオーストラリア画家一人の作品点数としては最大。オーストラリア国立博物館のマーゴ・ニール学芸員は、「日本の美術館は、10年近く前からクヌワレー作品の展示に関心を示しており、何度も打診してきていた。2005年に外交筋のトップ・レベルで交渉が行われた」と語っている。ニール学芸員は、120点の作品はほとんどが個人所有だが、オーストラリア人芸術家の作品展としては大入満員になることは間違いないとしている。「現在、日本ではモネ展が東京で開かれており、月100万人の観覧者が訪れる。エミリーの作品展もモジリアニやセザンヌと並べて広告されている」としている。エミリー・クヌワリーは、北部準州のユートピア・コミュニティで1910年に生まれ、キャンバスに絵を描くようになったのは80歳を過ぎてから。1988年に中央オーストラリア・アボリジナル・メディア協会(CAAMA)がコミュニティで美術プロジェクトを実施し、それまでコミュニティの伝統儀式でマークを描くことしかしなかった彼女がキャンバスに絵を描くことを試した。作品はすぐに注目を集め、1年を経ずして、国内で3回の個展を開くまでになった。展覧会は、大阪中之島の国立国際美術館で2月26日から4月13日までの予定。東京青山の国立新美術館で5月28日から7月28日まで。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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