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政治 - 2007年8月29日

457ビザ違反続々と摘発

低賃金、劣悪な労働環境で死亡事故も
 8月28日付フェアファクス系紙は、独自の調査を行い、オーストラリア各地で457技能ビザで海外から呼び寄せられた「技能者」が、記載された技能を持っていなかったり、劣悪で危険な労働環境で事故に巻き込まれて死亡するなどの事件が起きていることを報道した。通常被害者は発展途上国の出身者で、オーストラリアで働きたいと熱望し、またビザで縛られているために雇用主につけ込まれやすい。NTの牛牧場の悪路を走っていたトラックの荷台から振り落とされたフィリピン人青年が亡くなっている。ペドロ・バラディングさんは大学出身で農場監督の仕事に就く条件だったが、現実にはビザ違反の肉体労働に従事させられていた。ブリスベン北方では、中国人森林作業員が倒れてきた木の下敷きになって亡くなっている。ビザの条件として、技能に応じた仕事をすることになっているが、被害者グオ・ジジャン・ドンさんは使ったことのないチェーンソーで作業をさせられていた。パース北方の石切場ではフィリピン出身の石工ウィルフレド・ナバレスさんが花崗岩板の下敷きになって死亡している。家族はナバレスさんの技能の職種ではなく、肉体労働をさせられていたと語っている。その他にも賃金から宿泊や食事の経費を差し引くこともざらに行われている。元国家公務員で現在はビザ関係の事務所を営むボブ・キネアードさんは、「457ビザの欠陥のため、労働条件がどんどん下がる傾向がある」と語っている。また、また移民省の担当職員はわずか65人で、オーストラリア全土の10万人の457ビザ滞在者の条件遵守をチェックさせられている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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