連邦対VIC州水戦争
全面対決の構え、他州にも波及の可能性
連邦政府の「マレー・ダーリング水系100億ドル計画」には、VIC州政府を除いて、同水系が通過するすべての州・準州が、各州・準州の利益保護を交換条件に水系管理権を連邦政府に委譲することに同意していた。VIC州政府は無条件に権限を連邦政府に委譲することはできないとして、法案対案を提出していた。しかし、7月24日、スティーブ・ブラックスVIC州首相は、「連邦政府からファクスを受け取った。『VIC州案は呑めない。7月27日までに連邦政府の法案に同意せよ』というものだった。連邦政府はVIC州政府の要求に協調することなく、事実上全国計画をつぶしてしまった」と語った。一方、ジョン・ハワード連邦首相は、「VIC州政府は『特別待遇』を要求している」として、両者の全面対決になりつつある。ブラックス州首相は、「マルコム・タンブル水資源大臣は、VIC州の立場を検討してみようと語っていたが、ハワード首相が完全に大臣を脇に押しやってしまった。ハワード首相は今年末の選挙に向けて何かにつけて州政府と対立しようとしているが、水問題ではVIC州を相手にした」としている。VIC州との妥協が成り立たなくなった24日、ハワード首相は、VIC州抜きでマレー・ダーリング水系計画法案を成立させ、計画を実行する」と語り、「州間通商権限や外交権限を使って水系立法を州に徹底させることになる」としている。一方で、ブラックスVIC州首相は、「連邦政府が法案を成立させれば、違憲裁判に訴えることになるだろう。VIC州の立場は十分に理が通っている」と受けて立つ構えを崩さない。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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