QLD、歴史的「知識の木」伐り倒し決定
1891年の労働運動発祥の地
1891年、QLD州中西部のバーカルディンの町に立つ1本のゴースト・ガムと呼ばれるユーカリの木の下に、待遇に不満を持っていた毛刈り職人達が集まり、一斉に職場放棄を決定した。前年1980年には船員のストライキも起きており、オーストラリアの組織的な労働運動がここに始まり、やがて豪労働党結成に結びついていくとされている。その木が「Tree of Knowledge (知識の木)」と呼ばれ、歴史記念物として保存されてきた。しかし、2006年に何者かがこの「知識の木」に毒を埋め込み、200歳になるゴースト・ガムは間もなく枯死を宣言された。同町のロブ・チャンドラー町長は、このまま放置すると危険でもあり、また損傷が激しくなることから、「知識の木」を伐り倒し、ブリスベンの第一次産業省(DPI)で保存処理を施した後、2009年に元の場所に新しく記念碑と共に保存する計画があることを語っている。来る7月29日、「知識の木」の周囲で労働運動関係者や政治家が参列して式を行った後、伐り倒すことが予定されている。町長は、「計画案を見たし、想像図も見た。素晴らしいの一言に尽きる。根の塊を掘り起こし、保存処理した木を元通りに立てるから、人は昔通りに本物の木に触れることができる。また根を掘り起こした後には4m四方のガラス床を張って、根の塊を見ることもできる。木造の建物は樹冠を再現し、雑色のガラスで木陰の雰囲気を出す。すべて1889年の写真から再現するもので、当時の情景を永遠に保存する世界でも初めての試みだ」と語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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