シドニーで自動車パレードの予行演習
予定参加人員激減でホテルはがっかり
7月29日午前8時から昼過ぎ午後0時30分までの間、シドニー都心ではAPEC参加国元首の移動予行演習が繰り広げられた。しかし、9月7日から9日まで開催されるAPEC中の宿泊予約が期待されていた人数を大幅に下回っており、9月の週末の3日間、APEC中の警備やオペラハウス周辺の立ち入り制限で市民や観光客が市内から逃げる上に、「APEC景気」の当てはずれの予感でシドニー市内のホテルその他のビジネスは落胆を隠しきれない。予行演習では、警察のパトロール・カーとバイクが長い車列を作り、日曜日のシドニー市内ビジネス街を走り回った。行列が近づくと歩行者も民間の車も通行を止められ、アメリカとアジア諸国元首が乗るはずの車の通過を待った。予行演習には、信号指令室から通りの信号を一斉に青信号に変え、車列が一気に駆け抜ける緊急事態の演習も繰り込まれており、ただならぬ気配に驚いた通行人もいたと報じられている。NSW州警察警視総監は、「APEC当日には一般の交通をなるべく妨げずに国家元首を安全に移動させなければならず、予行演習は必須だ」と説明している。予行演習は、シドニー市内ビジネス街、市西部、空港付近で行われ、豪軍、NSW州警察、NSW州消防局、NSW州救急局、州運輸局などが参加した。しかし、NSW州ホテル協会のジョン・ソープ会長がABCテレビに出演し、会期中、代表団員と世界各国からの報道陣の総数は7,000人にのぼると予想しており、市民、観光客が減った分を埋めて、市の経済をうるおすものと期待していたが、現在総数は5,000人程度になるものと下方修正されている。APECタスクフォースのスポークスウーマンに採用されたアン・フルウッドさんは、「参加者総数予測は当てずっぽう同然。一体何人が来るのかは誰にも分からない」とABCテレビに語った。なお7月30日から8月3日まで、QLD州サンシャイン・コーストのハイアット・リージェンシー・クーラムにおいて、APEC諸国の財務大臣と省高官の会合が開かれる。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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