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社会 - 2007年7月28日

ルーカス・ハイツ運転停止

設置したばかりの新型「オパール」原子炉
 7月27日、豪原子力科学技術機関(ANSTO)は、シドニー南部の丘陵地帯ルーカス・ハイツに昨年完成したばかりの新原子炉「オパール」に技術的な故障があるため、8週間にわたって運転停止すると発表した。この措置には安全や放射能曝露の問題はないとしている。この措置は、2006年8月の稼働開始以後に見つかった不調に伴う一時的な運転停止。ANSTOのイアン・スミス理事長は、この運転停止で、顧客のシリコン開発企業に影響が出る他、中性子ビーム研究にも遅れが出るとしており、「運転停止期間中に不調のある装置を全面的に検査し、可能なら修理する」と語っている。見つかった不調には、原子炉のプールの軽水が洩れ、炉心を囲んでいる反射体容器の重水を薄めてしまうという問題が見つかっている。また「この希釈問題を解決するには、今後加圧試験をしなければならない。希釈問題そのものは安全性や運転に影響しないが、このまま放置するとやがて原子炉の機能低下が起きる」としている。スミス博士は、「ANSTOは同時に、先週の燃料交換時、炉心への燃料集合体挿入作業中に燃料板が外れるという事故が起きており、その燃料板の検査もするつもりだ。事故の原因を完全に突き止めるため、いくつかの試験を続けて行う予定にしている」と語っている。放射線医療については、製品を輸入で補う手配をしており、この一時的運転停止で影響を受けない。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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