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社会 - 2007年7月28日

ダイアン・ブリンブル検視法廷打ち切り

検事局に刑事訴訟を勧告
 オーストラリアの検視法廷はイギリスの制度を受け継いでおり、事故、自殺、犯罪による死亡だけでなく、自然死であっても生前一定期間に医者にかかっていなかった場合には司法解剖の上、検視法廷で審理する。検視法廷の審理で、死亡原因が犯罪行為であることが明らかになった場合はその時点で直ちに審理を打ち切り、証拠を揃えて検事局に回さなければならない。2002年9月24日、P&O社の外洋航路船パシフィック・スカイの男性客4人の客室でブリスベンの主婦ダイアン・ブリンブルさん(42)が死亡した。解剖の結果、アルコールと違法薬物ファンタシーの複合作用が原因とされた。シドニー市グリーブの検視法廷で2006年に始められた検視法廷は、ジャクリーン・ミレッジ検視官が担当し、ロン・ヒーニグ弁護士が補佐した。16か月、66回に及ぶ審理には、アデレード出身の男性客4人と同行した4人の合計8人が重要参考人として順番に喚問され、被害者を侮辱する発言や警察での証言が明らかにされ、さらに被害者の過去の性体験も家族医が証言するなど、微に入り細を穿つ審理に時としてミレッジ検視官が世間の非難を浴びることもあった。しかし、被害者ブリンブルさんの遺族や法学者は常にミレッジ検査官を擁護していた。最後に、8人の違法薬物取引を捜査していた警察の電話盗聴録音が証拠として提出され、アデレードの8人の1人であり、被害者が死亡する直前に性行為を行ったマーク・ウィルヘルム氏が証人として喚問されて出廷したが黙秘権を行使し、証拠品として提出された自分の電話での会話を聞かされた。その後、ロン・ヒーニグ弁護士が、「法廷で既知の2人の人物を起訴するに足る十分な証拠が揃った」と勧告していた。7月26日、ミレッジ検視官が突然審理打ち切りを宣言し、検察庁に、「違法薬物提供容疑と、被害者が生命の危険にさらされている時に適切な処置を怠った容疑」で2人の人物を起訴するよう勧告した。閉廷後、被害者の家族がミレッジ検視官に礼を述べた。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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