「州都には富裕エリートしか住めなくなる」
都市生活の多様性が失われると警告
7月25日、州都首長会議(CCCLM)は、オーストラリアの州都の都心に近い住宅地が富裕なエリート階層だけで占められ、低所得者階層はますます周辺部に追いやられつつあると警告した。様々な階層や職業が混住することで都市の社会的健康さが保たれるが、現在の傾向は都市の健康さを阻害するものになりつつある。また、CCCLMは、都市近郊に住宅を購入し、その資産成長で利益を得られる階層と、屋根の下に住むことだけで精一杯の階層との隔たりがますます広がっているとしている。ブリスベン市のキャンベル・ニューマン市長は、「都心近くに経済的に手頃な住宅がないため、州都は富裕エリートだけの地域になりつつあり、低所得労働者はますます遠距離から通勤しなければならなくなっている。そのため、州都では社会分極化が進んでいる」と語った。また、このような傾向は労働市場にとってマイナスであり、かつては様々な階層の人々が混住するために生き生きとしていた大都市の社会的健康が衰退する。地方自治体が様々な階層が混住できるような都市区画を開発し、低所得者向け住宅の開発に対しては高さ規制などを緩和するという措置も必要だとしている。CCCLMは年に3回の会議を開いており、手頃価格の住宅政策資料を編成、連邦政府にも、住宅問題に全国の市議会を参加させるよう要求している。「Partners in Prosperity」の資料は、8月16日にハワード政府と野党労働党にも手渡される。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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