減量のために吐く、喫煙する、絶食する
危険な若い女性のスリム体型志向
シドニー大学の研究者が57校の8,900人の児童、思春期の青少年を対象に行った調査の結果、12歳から18歳の少女で減量のために喫煙や下剤乱用に訴える者が増えていることが明らかになった。また、2日間にわたって絶食するという回答は、2000年に実施された同様の調査で9.9%だったが、今回は18%に伸びている。また一旦食べた物を吐くという過激な手段も2000年当時の3.4%から11%に激増している。喫煙で食欲を減退させ、減量するという回答は2.4%から8%になっている。研究者のジェニー・オデア博士は、「憂慮すべき傾向だ。肥満問題ばかりが取り上げられることが逆に若い女性を痩身志向に追いやっているのかもしれない」と語っている。また、「理想的なスリム体型も2000年当時からさらに細くなっており、このような危険な手段を取ってでも一気に痩せたいという気持ちにさせているのではないか」としている。オデア博士は7月20日にブリスベンで開催された栄養学会議で調査結果を発表した。オデア博士は、「問題はこのような手段がいずれも効果がないということだ。このような過激な手段を取ると結局その後で大食することになり長期的には体重が増えてしまうのが普通だ」と語っている。絶食も危険な上に効果がないが、食べた物を吐き出したり、下剤乱用となると心不全を招くこともある。また、喫煙はそれ自体で健康問題をはらんでおり、減量手段としては恐ろしい方法だとしている。このようなスリム志向は裕福な白人層だけでなく、幅広く蔓延している。またスリム志向に囚われている少女は概して健康的な体重またはわずかに体重過剰気味という程度であり、肥満者はいない。オデア博士は、「学校で、合理的な、バランスの取れた健康な体重指導が必要」としている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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