史上最高の豊かさとクレジット・カード好み
平均的オーストラリア国民像
7月19日発表の連邦銀行マンスリーのデータによると、オーストラリア国民のクレジット・カード負債総額は史上最高の402億ドルに達した。ただし、クレジット・カードから現金を借金することは少なく、せっせと返済に励んでいる。2007年5月現在の平均口座負債額は史上最高の$2,159に達しているが、5.4%という現在の負債年間増加率はこの5年間でもっとも安定した数字であり、平均的な資産総額からすればかなり小さな額におさまっている。豪統計局と連邦財務省が編纂した2007年第1四半期のデータによると、国民資産総額は驚くなかれ8兆1,300億ドルに上っている。コモンウエルス・セキュリティーズの試算によると、国民一人当たりの資産は昨年第4四半期から$17,300増加し、記録的な$388,500となり、過去5年間で倍額以上になっている。それに対して、国民一人当たりの債務はわずか$25,000強である。コムセックのエコノミスト、マーティン・アーノルド氏は、「このしばらく、住宅が取得しづらくなっていることと債務レベルが平均的なオーストラリア人の生活を脅かしているということに目が向いているが、平均的国民の債務額増大という問題が実際より大げさに伝えられている」と語っている。しかし、住宅業者協会(HIA)は、経済状況を少し違う方向から見ている。同協会の最新全国住宅事情は、住宅取得が難しくなっていることが新規住宅物件の供給を不可能にしており、夢の持ち家取得者の増加も止まっている。また、連邦銀行のレポートでは、公定歩合引き上げが新規住宅ローン需要を減速しただけでなく、ローンを前倒しで返済することも難しくなっている、と報じた。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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