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政治 - 2007年7月12日

「ヒトラー的政治の国粋主義者」

キーティング、ハワード首相を批判
 7月11日、1996年にジョン・ハワード現首相に敗れた労働党ポール・キーティング前首相は、シドニー・フィルム・スクール・フェスティバルで講演し、ハワード首相を非愛国的でムスリム嫌いと評し、愛国者ではなく国粋主義者で、その政治はヒトラー並みだと相変わらずの毒舌ぶりを聞かせた。「愛国者は、他の民族出身者であっても何年も隣り合って暮らしてきた人を排除したりしないものだが、国粋主義者は自分のグループと違う者や自分と考えの違う者に疑り深くなるものだ。ジョン・ハワードは、オーストラリアの多文化主義社会に居心地悪く感じており、イスラム・コミュニティを嫌悪している。ハワード首相がエリートをこき下ろす時は、首相の国粋主義ぶりを暴露する国際主義的な態度をこき下ろしたいのだ。ヒトラーの時代には、『エリート』という言葉はまだ使われていなかった。もし使われていれば、国粋主義的なヒトラーはきっと使わずにいられなかっただろう。だからといって、ハワード氏に愛国心がないというわけではない。もちろん、彼にも愛国心はあるが、彼の国粋主義という大型カバンの中にいっしょくたに押し込まれているのだ」と奔放な口ぶりで語っている。キーティング前首相は政敵ばかりでなく、自分の政治的同志である労働党にも向けられており、6月にもケビン・ラッド党首やジュリア・ギラード副党首を容赦なくこき下ろしている。しかし、11日夜の講演はハワード現首相に向けられたものである。「2004年にハワード首相は有名な言葉を吐いている。『誰がオーストラリアに来るか、いつ来るかは私達が決める』と。私達というのはもちろんオーストラリア国民全員のことではなく、ほんのごく一部、ハワード首相が聖杯と崇める真のオーストラリアというものの番人になれる人間だけだ。決して国際主義的なエリートではない」(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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