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社会 - 2007年6月27日

「報道・内部告発保護法を」

2記者、情報源隠匿で法廷侮辱罪
 6月25日、VIC州メルボルンのヘラルド・サン紙記者マイケル・ハービー氏とジェラード・マクマナス氏は情報漏洩の裁判で情報源を特定できる証言を拒否し、法廷侮辱罪で実刑は免れたが、$7,000の罰金を言い渡された。事件は、2004年2月20日付同紙が、「内閣が5億ドルの門前払い」との見出しで、ジョン・ハワード内閣が「元軍人手当受給資格」調査委員会の65項目の勧告のうちわずか5項目を認めただけという記事を掲載。ハワード政権与党内から反乱が起きた。情報は政府が機密指定した文書だったため、漏洩者探しが始まり、公務員デズモンド・パトリック・ケリー氏が機密漏洩罪で起訴された。2記者は、2005年8月23日にVIC州郡裁判所のケリー裁判で情報源を特定する内容の証言を拒否したため、マクマナス記者は5件、ハービー記者は4件の法廷侮辱罪で起訴されることになった。陪審員はケリー氏を有罪と判断したが、後にVIC州最高裁がこの判断を覆し、ケリー氏は逆転無罪となった。しかし両記者に対する法廷侮辱罪裁判は続けられ、2007年2月12日の罪状認否で両記者は有罪を認めた。25日、VIC州郡裁判所のマイケル・ロジーンズ裁判官は、「ジャーナリストといえども法から超越することはできない。倫理が法と抵触する場合は倫理的行動も処罰される」と述べ、両記者に罰金刑を言い渡した。6月上旬、連邦議会が「証拠修正法」を立法化し、ジャーナリストに限定付きの保護を与えるようになったが、遡って両記者に適用することはできない。ニューズ・リミテッド社のジョン・ハーティガン会長が、「内部告発者があぶり出され、情報源を隠すジャーナリストは裁判にかけられる。政府がますます検閲や秘密政治を強める中で国民の知る権利がますます侵されている」と語り、メディア・エンターテイメント・アート連合のクリストファー・ウォレン書記長は、「有罪判決は民主主義と報道の自由にとって打撃だ」と述べた。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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