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社会 - 2007年6月26日

食品規制当局、パンに葉酸添加を義務づけ

妊婦と新生児の健康と疾病予防
 パンへの葉酸添加を義務づけるかどうかを検討していた「オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)」は、6月22日、脊椎披裂その他新生児の重大な異常を防止するため、添加を義務づけることが妥当と結論した。パンへの葉酸添加義務化で、毎年350人ほどの新生児に起きている神経管欠損症の防止に必要な葉酸の1日あたり必須摂取量の半分をパンでまかなうことができるようになる。基準局のコミュニケは、「このレベルの添加も、現在許可が出ている葉酸任意強化や栄養補助食品摂取と合わせれば、オーストラリアで年間300人から350人ほどに発生している神経管欠損症も14例から49例減らすことができる。ニュージーランドの場合は、年間4例から14例くらいを救うことができるはず」と述べており、また、「新基準発効までには2年間の移行期間が設けられている」とした。オーガニック・ブレッドは、この義務化を免除されている。葉酸強化義務化実施から2年後に包括的な評価が行われる。評価では、健康への影響、添加の有効性、食品業界の実質的なコスト影響、モニター・フレームワークの妥当性などが検討される。FSANZその他の保健スペシャリストは、保健問題対策には、添加を強制化するのがもっとも安全・効果的・経済的にも有効な方法だとした。しかし、昨年に同様の動きがあった時には、業界と一部の科学者の反対で添加義務化が流れた。豪食品雑貨会議は、「健康問題は公共保健政策で解決すべきであり、食品に薬剤を混ぜることではない」としている。また、業界では、ほとんどの人がパンへの葉酸添加を望んでいないはずとしており、また葉酸添加で消費者価格が跳ね上がるのではないかとしている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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